トランザクションの送信

トランザクションを送信してみましょう。

トランザクションの送信時はどんなトランザクションの種類を示すTransactionTypeフィールドや、トランザクションを送信するアカウントを示すAccountフィールドなどを指定する必要があります。消費するトランザクション手数料を表すFeeフィールドやアカウントのトランザクションを一意に識別するSequenceフィールドなどの一部のフィールドは自動入力することが可能です。

ここでは最もシンプルなトランザクションを送信してみます。

AccountSetトランザクションは、アカウントの設定を変更するためのトランザクションです。アカウントの設定内容を指定せずにトランザクションを送信した場合、アカウントの設定は一切変更されずにトランザクション手数料のみ消費することとなります。

まず、ValidateボタンでトランザクションのJSONデータが正しいかを確認します。その後Autofillボタンで自動入力フィールドを設定し、Signボタンでトランザクションへ署名します。最後にSubmitボタンでトランザクションを送信しましょう。

Transaction Result:

Example1

const { Client, Wallet } = require('xrpl')
 
const client = new Client('wss://testnet.xrpl-labs.com')
const wallet = Wallet.fromSeed('<seed>')
 
const txn = {
  TransactionType: 'AccountSet',
  Account: 'r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59',
}
 
client.connect().then(() => {
  client.autofill(txn).then((txn) => {
    const { tx_blob } = wallet.sign(txn)
    client.submit(tx_blob)
  })
})

Example2

const { Client, Wallet } = require('xrpl')
 
const client = new Client('wss://testnet.xrpl-labs.com')
const wallet = Wallet.fromSeed('<seed>')
 
client.connect().then(() => {
  client
    .submitAndWait( // autofill, sign, submit, wait
      {
        TransactionType: 'AccountSet',
        Account: 'r9cZA1mLK5R5Am25ArfXFmqgNwjZgnfk59',
      },
      { wallet }
    )
    .then((response) => {
      console.log(response)
    })
})

はじめにアカウント情報の取得